M-1グランプリの決勝にももが初出場しますね!3年連続で準々決勝進出にとどまっていたので、ついに決勝の舞台に立つと思うと嬉しいですね!ネタ中に出てくる、「お前、〇〇顔やろ!」というツッコミワードはもうご存知の方も多いと思いますが、そのワードが誕生した経緯が気になりませんか?
そこで、今回はM-1グランプリ2021の決勝に初出場した芸人もものネタ中のツッコミにある「お前、〇〇顔やろ!」ができた経緯について調べてみました!調べるとそこには、ももに長い下積み人生があったみたいなので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです♪
もものプロフィール
ももは吉本興行所属の芸人で、『せめる。』と『まもる。』のコンビです。2017年の1月1日に結成して今年で4年目です。
まもる。のプロフィール
金髪で髭が生えているのがまもる。で、立ち位置は向かって左側です。「せめる顔がまもる。」という自己紹介フレーズがあります。もともと親がまもるという名前をつけたかったという話を聞いて、せめてもの親孝行として芸名をまもる。にしたそうです!
- 本 名 河原 将士(かわはら まさし)
- 生年月日 1994年2月27日
- 出 身 地 京都府京都市
- 出 身 校 京都府立洛東高校
- 身 長 173㎝
- 体 重 63㎏
- 血 液 型 A型
- 家 族 郵便局長の親と母、整体師の兄
- 趣 味 物作りと懸垂
- 特 技 ラグビーと料理
せめる。のプロフィール
サラサラヘアーで眼鏡をかけているのがせめる。で、立ち位置は向かって右側です。「まもる顔がせめる。」という自己紹介フレーズがあり、生年月日と血液型が元NMB48山本彩さんと全く同じです。2019年にまもる。の改名によって芸名をせめる。に変更しました。
- 生年月日 1993年7月14日
- 本 名 秋吉 拓郎(あきよし たくろう)
- 出 身 地 愛媛県松山市
- 出 身 校 新田高校
- 身 長 168㎝
- 体 重 72㎏
- 血 液 型 B型
- 特 技 麻雀とマジックとおいしいミカンが一目でわかる
- 家 族 父親が4人と兄が1人
もものネタの特徴
以前はヒソヒソ漫才やお客さんにわかりやすい設定で漫才をしていたそうですが、現在のもものネタの特徴は、相手の顔や雰囲気に対して合ってないこと、ズレてるこという相方に対してお互いにツッコミを入れる、かけあい漫才で「お前〇〇顔やろ!」というフレーズでツッコミを入れていくのが特徴です。
ツッコミの【お前、〇〇顔やろ!】ができた経緯
2017年1月1日にももが結成されて、そこからもものネタ作りがスタートしました。
転機となるのが2018年2月21日。その日までは、定期的に開催されるUP TO YOU!というライブイベントでほとんど最下位でネタ作りも試行錯誤していたそうです。
結成から転機となる日まで色々な漫才を試したそうで、初めにヒソヒソ漫才に挑戦してみたそうです。ずっと2人で小声で漫才をするというネタで、いい感触があったものの漫才の構造上ネタ作りが簡単ということで却下したそうです。ネタ作りが簡単ということは、お客さんがオチを想像できてしまうから面白くないということが理由で、お客さんに楽しんでもらうためにウケたくて始めたネタだったが、先を見据えてやめたということです。
次に、お客さんがわかりやすいネタをということで始めたのが、犬を拾ったら天使と悪魔が出てくるという設定で(いまだにこの設定は面白いと思っているそうです)、試行錯誤した結果、「劇場で知らない兄ちゃんが出てきてこんな難しいことやったら誰も笑わへん。」と判断し、これも却下したそうです。
転機となったのは2018年2月21日にUP TO YOU!で 最下位を取った時だそうです。出番順で、ももと先輩芸人セインツが並んでいて、ネタが2組とも心理テストの設定で漫才が被ってしまい、ももは笑いがとれずセインツは大爆笑をとり、セインツが初めてサバイバルステージ(漫才劇場に入るための一個上のオーディション)に進出し、ももは屈辱を味わいました。
その時、せめる。は舞台の袖で後輩のネタを見ていて時にやっていたのが「嫌いなものを克服する」というネタでした。
きらいなものか。。。そのネタを見てピンときて、アニメを見ていそうな風貌のせめる。が、「俺がアニメ嫌いって言ったらどう思う?」とまもる。に話した時にウケたそうです。
この出来事がきっかけで「お前、〇〇顔やろ!」がスタートします。
そしてこの最下位を味わった時に、2人でアメリカ村の焼肉屋ごえんに行って、俺らここから変わんねん!と決意したそうです。
最初は「〇〇顔」はネタの中に1〜2個くらいしか入れてなく、作家さんが「〇〇顔が面白いから3分間全部それ入れろ」とアドバイスしたところ、2018年〜2020年のM-1予選で3年連続準々決勝に進出しました。
そして、翌年2021年、念願のM-1グランプリの決勝に進出することができました。決勝では645点で惜しくも5位に終わりましたが、ネタ終わりの審査員の感想で松本人志さんが、「2、3年後優勝する顔やろ。」とさすが松本さんと言う返しをしていました。この言葉にお二人は感動し、とても嬉しそうでした。ただ、まもる。は「来年優勝するんで。見といてください!」と終始攻めたコメントをしていました。
「〇〇顔」に辿り着くまでに紆余曲折があって、ものすごく苦労して作り上げたものなんですね。そして、「〇〇顔」が徐々にお二人にも染み込んでいって、自分のものにしてようやく念願のM-1の決勝をつかみ取ったのですね♪
そう考えるとネタの見方が変わり、「お前、〇〇顔やろ!」により深みが増してきますね!ももさんは才能がすごいですね!
まとめ
M-1グランプリ芸人もものネタ【お前、〇〇顔やろ!】ができた経緯について調べてみました!
ものすごく、紆余曲折して苦い汁を吸って這い上がって来たコンビなんだなと改めて感心しましたし、インパクトのある「お前、〇〇顔やろ!」も、何気ない瞬間に出会い、ふとワードが降りてくるんだと思うとやっぱりももは元々の才能があるコンビなんだなと思いました!この勢いで、たくさんの人を楽しませてM-1王者になって欲しいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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